選挙が終わりましたね。予想通りの自民党圧勝という結果になりましたが、「自民党の勝利」=「アベノミクスの勝利」というわけにはいかなさそうですね。
政党名・公示前・獲得議席
自民293→290
公明31→35
民主62→73
維新42→41
次世代19→2
共産8→21
生活5→2
社民2→2
自民党は少し減っただけでほぼ無傷、与党としては増えており、反自民が絶対に与党にはならないだろう共産に集約されるのはむしろ得か…。
公明党は勝ちは増え、与党内の発言力を増やせたかもしれません。民主党はと、そこまでの伸びはありませんでした。次世代の党の分をもう少し取り込みたかったたころ。海江田さんを下す他民具はできた。
維新の党は予想以上には獲得できました。ただ、党内部でのパワーバランスがまだまだ乱れているような感じが見受けられます。
次世代の党は大惨敗。園田とかが自民に戻ったら解答するのでは。生活の党は厳しい結果に…、社民党は2残っただけでも良いほうか…。
今回一番動きを見せたのはやはり共産党。
共産党は14年ぶりに20議席を上回りました。与党批判で受け皿となり、ここまで増やすことが出来たのでしょう。今回野党らしい野党が共産党くらいしかいなく、不満票の受け皿になったことは間違いないでしょう。
かと言って、共産党が政治を動かせるかというと動かせないわけです。本来民主党が受け皿となっていたのですが、民主党への批判も少なくありません。共産党が増えたということは民主党の批判でもあるということですね。「自民党をストップさせたい」という気持ちがここに現れたのでしょう。
さて、気になる為替に関してですが、今後は一体どうなっていくのでしょう?
為替週間見通し:与党圧勝の予想が大半、「噂で仕掛けて、事実で手仕舞え」
■衆議院選挙(475議席)
衆議院選挙では、与党圧勝が予想されていることで、「噂で仕掛けて、事実で手仕舞え」の相場格言通りに、円売り持ちポジションの手仕舞いの可能性に警戒することになる。
与党が参議院で否決された法案を再可決出来る317議席、あるいは絶対安定多数の266議席以上を確保した場合、アベノミクスが信認されたことで、安倍トレード(日本株買い・円売り)が継続することが予想される。
265議席を割込んでも、過半数の238議席を確保した場合は、安倍トレード(日本株買い・円売り)が継続することが予想される。なお、可能性は極めて低いが、過半数を割込んだ場合、安倍首相は退陣となり、安倍トレード(日本株買い・円売り)が失速することになる。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20141213-00934012-fisf-market
自民党は290議席を確保し、安倍トレードは継続することが予想されます。
ちなみにここ3回の選挙後は全て上窓です。
織り込みとか関係なく、毎回織り込みで上がらないとか言ってるが毎回毎回1円上窓から有無を言わさずそのまま上がってます。
週明け&五十日の本日は、まず最初に衆議院選挙明けでの影響に注意しながら、引き続き主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と原油価格の動向及びドルの方向性などと共に、これまでとは一転してリスク回避方向に傾き&大きく巻き戻しが起こっている為替相場の行方を見極めたいところ。
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